コラム
2016.12.21
生活習慣病の主な種類
本日は、生活習慣病の主な種類についてです。
生活習慣病とは、生活習慣の積み重ねによって発症・進行すると考えられる疾患のことです。
生活習慣とは、日常的な行動全般を指しており、不規則な生活・飲酒・喫煙・運動不足などが挙げられます。
生活習慣の積み重ねを原因とする疾患は数多くありますが、大きく分けると6つの種類に分類されます。
生活習慣病の種類
糖尿病
脳卒中
心臓病
脂質異常
高血圧
肥満
糖尿病
脳卒中
心臓病
脂質異常
高血圧
肥満
糖尿病
- 血糖値が異常に高い状態を指す疾患のことです。
- 血糖値はインスリンなどのホルモンによって常に一定範囲内に調整されていますが、生活習慣などにより調整機能が低下すると、血中の糖分が異常に増加し、糖尿病の原因となります。
- 糖尿病は最初は自覚症状がないため軽くみられがちですが、心疾患や脳血管疾患をはじめ、さまざまな合併症の引き金になる病気です。
脳卒中
- 正式名称を『脳血管障害』といい脳の動脈に異常が起き、出血にともなう炎症や虚血などの影響で、脳の機能に障害が生じる病気です。
- 代表的なものは脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などが挙げられます。
心臓病
- 心臓におこる疾患の総称で、別名『心疾患』とも呼ばれています。
- 心臓の動脈が異常をきたすことから発症し、きわめて重篤な症状をおこすものが多く、日本人の死亡原因の上位を占めています。
脂質異常
- 血中に含まれる脂質が過剰または不足している状態のことです。
- 高脂血症になった場合、心筋梗塞や脳卒中になる可能性が高くなるといわれています。
高血圧
- 血圧が高い状態が長く持続している症状のことです。
- 高血圧は自覚症状を感じないことが多々ありますが、そのまま放置していると、心疾患や脳卒中といった、死につながる合併症の原因となります。
肥満
- 正常な状態に比べて体重または体脂肪が多い状態のことです。
- 肥満は糖尿病や高脂血症など、さまざまな生活習慣病の引き金となる危険因子です。
- 肥満の判定基準はいくつかありますが、現在は体重から肥満度を割り出すBMIが主流となっており、日本ではBMIが25.0以上になると肥満であると診断されます。