コラム
2016.11.22
ファイトケミカルって何?
本日は、ファイトケミカルについてです。
ファイトケミカルとは
「ファイト(phyto)」はギリシャ語で「植物」、「ケミカル(chemial)」は「化学成分」。つまり「植物由来の化学成分」という意味です。
植物は、自分で移動できる動物と違い、強い紫外線や雨風など、過酷で変化の多い環境で生きなければならない為、動物とは異なる自己防衛能力を授かりました。
身を守るために植物が自ら作り出した色素や香り、辛み、苦みなどが該当し、機能性成分が約10,000種類もあります。
なかでも注目したいのは、抗酸化力です。私たち生物は、鉄がサビることと同様、放っておくとしだいに酸化してしまいます。
特に酸化力の強い酸素を活性酸素といい、これを取り去ること(還元)、すなわち酸化を防ぐ力である抗酸化力は、生命を若々しく維持するちからとして注目を集めています。
酸化は、さまざまな病気や老化の原因とされ、がんや認知症、生活習慣病とも密接な因果関係があるといわれています。
人はファイトケミカルを作り出すことはできません。それらを含んだ野菜や果物を食べることで、植物のちから=ファイトケミカルを摂り入れ、抗酸化力や免疫力をアップさせ、生活習慣病やアンチエイジングに活用できます。
また、ファイトケミカル類など、抗酸化力の有る物で認知症や尿管結石の予防が期待できると報告があります!
認知症
認知症は老化現象の1つとも言われていますが、周りに極端な迷惑をかけるので出来れば避けたいものです。
生活習慣を見直して有酸素運動を心がけ高血圧、糖尿、高脂血症を防げばかかりにくくなると言われています。
(NHK 試してガッテン2008.09.03 予防効果8倍! アルツハイマー病制圧3原則より)
尿管結石
近年、尿管結石が増えています。尿が酸性だと尿管結石が出来やすくなりなす。
シュウ酸カルシュウムの摂り過ぎが原因です。抗酸化力の強いもので予防が出来るとの報告が有ります。
(NHK 試してガッテン2015.04.15 激痛がっ!結石の恐怖 一生苦しまない新鉄則より)
青パパイヤ酵素にはファイトケミカルも含まれています。