コラム
2016.10.07
肝臓と腎臓
本日は、肝臓と腎臓についてです。
●肝臓は何している所なんですか?
肝臓(かんぞう)は、多くの細胞からなる体内最大の臓器です。
肝臓には、主に3つの機能(代謝、解毒作用、胆汁の生成・分泌)があります。
また肝臓は沈黙の臓器といわれています。
具体的に
代謝は、食物からとった糖、タンパク質、脂肪を体内で使える形に変えて貯蔵し必要に応じてエネルギーになり供給します。
解毒作用はアルコールや毒素や老廃物を分解して無毒化にします。(SOD活性、カタラーゼ活性)
胆汁の生成・分泌はその老廃物を胆汁で流します。胆汁は、脂肪の消化吸収も助けます。飲み過ぎで酵素不足により肝機能が低下すると、アルコールが分解できず毒として体内に蓄積されます。
その毒素によりアルコール性肝炎・肝硬変等が起こります。その他の肝炎やBやC型肝炎も同じです。初期症状は出ません。対策を打たないといずれは肝硬変から肝癌になってしまう可能性があります。
●次に腎臓は何をしているんですか?
腎臓は、血液を濾過し、余分な老廃物や塩分を取り除くという、重要な役割を担っています。
さらに、赤血球を作るホルモンを作り、全身に酸素を行き渡らせたり、血圧を調整したりするなど、生命を維持する上で欠かすことのできない臓器です。
腎臓のろ過機能は糸球体で行われていますが、その糸球体は損傷しても再生しないため、機能不全や損傷した場合は塩分・カリウムの制限や人工透析が必要となります。
現代人は腎臓に負荷を与える塩分摂取量が多いため、負荷がかかりやすく、知らない間にも腎臓にダメージを与えている場合があります。
肝臓、腎臓共にガマン強いので、病気に侵されても何も症状が出ません。
出た時はアウト!サイレントキラー(静かな殺し屋)なのです。
日頃から青パパイヤに含まれるSOD酵素不足を補いカタラーゼ活性にて、肝臓・腎臓をいたわりましょう。