パパイヤ研究発表記事

(米国フロリダ大学)【2010年3月10日 AFP通信】(記事内容を掲載)
パパイアに著しい抗がん特性、日米共同研究

米フロリダ大学(University of Florida)は、パパイアの葉のエキスに著しい抗がん特性を認めたとする研究結果を発表した。頸部がん、乳がん、肝臓がん、肺がん、膵臓がんで抗がん効果が確認されたという。同大のナム・タン研究員(Nam Dang)と日本チームの研究員は、乾燥したパパイアの葉から抽出したエキスで、10種類のがん細胞に垂らし、24時間後に効果を調べた。その結果、すべての腫瘍の進行が遅くなっていたことが分かった。また、パパイアエキスの濃度が高いほど効果が高いことも明らかになった。研究員らは、パパイア葉エキスが、Th1型サイトカインと呼ばれるシナリング分子の生産を促すことで免疫系の調整を助けているためではないかと見ている。また、このエキスは、正常細胞には危害を加えず、現行のがん治療の副作用を軽減することも分かったことにより、免疫系に働きかけるがん治療法への応用が期待される。パパイアエキスに関しては、多くの発表があり世界各地、特にアジアでは様々な民間療法に使用されてきた。詳しい研究内容は、医学誌『Journal of Ethnopharmacology』(民族薬理学)2月号に掲載されている。

(京都大学)【1995年10月2日 読売新聞】(記事内容を掲載)
白血病にパパイア効果!?

パパイアに含まれ、腰痛の『パパイア療法』で知られる酵素に、白血病細胞を死なせる働きが有る事が京都大学医学部第一内科(大熊稔教授)の研究で分かり、3日から京都市で始まる日本癌学会で発表される。正常細胞への影響は殆どなく副作用の少ない抗がん剤開発の可能性が有りそうだ。
同研究グループ、吉田彌太郎講師(血液学)、研究生の川端浩さんらは、オタマジャクシのしっぽが自然に消えるなど、不要になった細胞が自滅する『アポトーシス』と言うしくみに着目、これを誘導する物質を調べるうち、パパイヤの乳液から抽出したタンパク質分解酵素、キモパパインの効果が高い事に気付いた。キモパパインは、プロゴルファーの岡本綾子さんが腰痛治療に使い有名になった。
骨髄性白血病の細胞株にキモパパインを大量添加、白血病細胞の変化を追跡した。まもなくアポトーシスが始まり、1時間後には、約60%の白血病細胞が死に、6時間後では、約90%の白血病細胞が死滅した。
血液中の正常細胞に対する影響も調べたが、12時間後にアポトーシスをした細胞は殆ど無かった。

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