コラム

2017.03.21

ケイ素

本日は、ケイ素についてです。

ケイ素は、シリコーンの原料でもあるシリカのことで、地球上で2番目に多いミネラルです。 地中に多く存在するため、土に根を伸ばして栄養を吸い込む植物全般、穀類や根菜類に多く含まれています

ケイ素は体内に18g程度存在し、骨、毛髪、血管など様々な部位に含まれていますが、なかでも皮膚に1番多く含まれています。

これまで人への作用に対するデータがなかったこともあり、今のところケイ素の栄養所要量は定められていません。しかし、成人1人あたりの消耗量は、1日に約10~40mgと言われています

ケイ素の働きとして、肌の弾力を保つのに必要なエラスチンや、潤い成分であるヒアルロン酸を結びつけ肌を丈夫にしてくれる働き、骨の形成の初期段階で、カルシウムを体内に効率よく吸収させる働きがあります。

ケイ素を多く含む食品は、キビ・大麦・じゃがいも・小麦・青海苔等があります。

またケイ素は、血管の傷を修復して再生させ、しなやかで丈夫な血管の材料になります。アテローム型の動脈硬化症の人の動脈ではケイ素の含有量が激減することが判明しており、血管組織を強くしている酵素にケイ素が大きく関わっています

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