コラム

2016.12.14

白血病の種類

本日は、白血病の種類についてです。

白血病
白血病はひと言で表すと、血液のがんです

血液細胞には、赤血球、白血球、血小板があり、血液細胞がつくられる過程で、何らかの異常が起き、がんになってしまいます。

血液細胞ががん化すると、正常な血液細胞が減少し、貧血、血球減少、血液を貯蔵しておく脾臓が腫れたりする症状があらわれます。

一般的に、白血病になる原因は、遺伝子や染色体に異常をきたして起こるといわれています


白血病の種類
急性骨髄性白血病
急性リンパ性白血病
慢性骨髄性白血病
慢性リンパ性白血病



急性骨髄性白血病
  • 本来なら正常に成長する血液細胞ががん化し、短期間で骨髄の正常な細胞と入れ替わる病気です。
  • 成人の白血病では最も多いタイプ。
  • 未熟な白血球が急速に骨髄に蓄積し、正常な血球をつくる細胞を破壊、血流に乗って他の臓器に運ばれ、そこで成長と増殖を続けます。

急性リンパ球性白血病
  • 本来ならリンパ球になる細胞ががん化し、短期間で骨髄内の正常な細胞と入れ替わる病気です。
  • 2~5歳の幼児に最も多くみられる。
  • 未熟な白血球が骨髄に蓄積し、正常な血球となる細胞を破壊、血流に乗って肝臓、脾臓、リンパ節、脳、精巣などに運ばれ、そこで成長と増殖を続けます。
  • また、脳と脊髄を包む組織を刺激して炎症を起こしたり(髄膜炎)、貧血や肝不全、腎不全を起こしたり、その他の臓器に損傷を与えたりします。

慢性骨髄性白血病
  • 本来なら正常に成長する血液細胞ががん化する病気です。
  • 最も多くみられるのは40~60歳の成人。
  • 白血病細胞の大半が骨髄で生じるが、一部は脾臓と肝臓で産生されます。
  • 急性白血病とは対照的に慢性期に正常にみえる白血球が著しく増加、病気が進行し急性転化期に至ると未熟な白血病細胞以外はつくられなくなります。

慢性リンパ球性白血病
  • 成熟リンパ球ががん化して、徐々にリンパ節の正常な細胞と入れ替わる病気です。
  • 患者の4分の3以上が60歳を超えており、子供にはみられません。
  • がん化した成熟リンパ球が最初に血液とリンパ節内で増殖します。続いて肝臓と脾臓に広がり、これらの臓器が腫れて大きくなっていきます。

青パパイヤには白血病細胞を死なせる働きが有るという研究発表もあります。
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