コラム

2016.09.28

認知症② 物忘れと認知症の違い

本日は、物忘れと認知症の違いについてです。

●物忘れと認知症の違い

【物忘れ】
原因は加齢による物忘れ(自然)
体験の内容の一部だけを忘れる
約束の時間や場所の誤りが無い
自分で物忘れを自覚して心配する
自分で心配して病院に行く
家計簿の間違えが有る
寒いと服を着る

【認知症】
脳が収縮、海馬が小さくなる病気によるもの(病気)
体験そのものを忘れる
場所や時間が分からない
自覚が無い
家族に連れられて病院に来る
家計簿をつけられない
寒くても薄着

物忘れ
物忘れは、朝食の内容は忘れても、朝食を食べた事は覚えています。認知症は、体験そのもの、朝食を食べたこと自体を忘れてしまいます。(但し、物忘れがひどい場合、MCI軽度認知障害の場合が有ります。)

MCI(軽度認知障害)
アルツハイマー型認知症の初期でありこの段階では、ただの物忘れとの判断がつきません。その特徴は、

物忘れをかなりするようになった。
記憶障害を周りからも指摘される。
認知機能に問題が無い。
認知症と診断されていない。

この特徴のある4人に1人が4年以内に認知症になりやすくなると言われています。

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